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PHI株式会社

更新日:2026.04.22

小学生が使った植木鉢を「熊野筆」の軸としてアップサイクル

PHI株式会社

PHI株式会社は、小学生が授業で使った後にお役目を終える「朝顔のプラスチック製植木鉢」を回収し、広島県の伝統的工芸品である「熊野筆」の持ち手(軸)部分としてアップサイクルしており、完成した筆は、軸に徳島県産の天然藍を練り込んだ「JAPAN BLUE 熊野筆 KACHIIRO」として展開されています。

再生された筆は、鉢を使っていた子どもたち自身に還元され、実践的な環境教育の授業に活用することで持続可能な社会の担い手を育成しています。また、自社ECサイト「PHI selection」を通じて一般の方にも広く届けることで、資源循環の輪を広げています。

PHI株式会社

環境省登録の環境カウンセラーでもある、PHI株式会社CEOの繁田知延さんは、これまでのキャリアや資源循環プラットフォームを立ち上げた経験から、身近なプラスチックごみの課題解決に強い関心を寄せていました。教育現場で使われるプラスチック製品が短期間で廃棄・保管されてしまう現状と、ご自身の息子さんの発言をきっかけに、「子どもたちが愛着を持って育てた朝顔の鉢を、長く使い続けられる価値ある伝統工芸品として還流させる仕組みを作りたい」と考え、本プロジェクトを構想しました。

PHI株式会社

活動の手応えについて、繁田さんは次のように語ります。「朝顔鉢から生まれ変わった熊野筆を手にした子どもたちの、驚きと喜びに満ちた表情を見られること。そして、その筆を活用し、大切な方に向けて子どもたちが想いを込めてお手紙を書く様子を目の当たりにできることが何よりの喜びです。」続けて、「横浜市立牛久保小学校などにお伺いし、出前授業を行う機会にも恵まれました。実際の教育現場で、次世代を担う子どもたちへサーキュラーエコノミーの意義を直接伝え、共に考え、学ぶ時間を持てていることは、私自身にとっても大きなやりがいとなっています」と話します。

今後の展望について伺うと、「事業共創プログラム『MEBUKU by Vlag yokohama』第2期にて最優秀賞をいただきまして、取組をさらに推進していきます。具体的には、横浜エリアをはじめとする地域社会や、多様な企業・団体様とのパートナーシップを深める共創プロジェクト『めぶくるくる』を展開予定です。GREEN×EXPO 2027を見据え、『横浜発の共創型資源循環モデル』として、国内のみならず海外に向けても発信していきます」と意気込みを語りました。

最後に繁田さんは、「プラスチックのアップサイクル事業を拡大するだけでなく、環境教育の場をさらに広げ、誰もが楽しみながら自然と資源循環に参加できる社会の実現に貢献してまいります」と力強く締めくくりました。

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